うちは天ぷら廃油が出ません
2015/12/24 00:31 | 環境問題 | C:4 | T: 0
こんにちは。

今日はクリスマスイブです。

世間では町をLED電球などで彩るイルミネーションの催しがいたるところで開かれているようです。
中には天ぷら廃油などを集めて再資源化してそれで電力を起こしているところも多々あるようです。

そういえば、以前脱原発デモに参加せていただ頂いたときも、天ぷら油発電しているところを見ました。

そこで、はたと気づいたことがあります。

うちは天ぷら廃油がでません。
ここ数年、ほとんどありません。

でも揚げ物は好きで、特に鳥の唐揚げ風とか、野菜の天ぷらとか、瀬戸内の小エビを入れたかき揚げとか好きです、、、

だから天ぷら発電を見ても全然ぴんと来なかったんだなきっと。
それに外食やお惣菜の揚げ物を買うこともほとんどなくなってしまった。

何しろ、私のハンドルネームはタラの芽天ぷらです。
この名の由来は、夕ご飯の前に家の周りをふらふらして、天ぷらの材料を探して、それでおいしいご飯を作る。そんな暮らしが好きだったから。
そして、原発事故が起きたあと私の住んでいた地域も汚染されて山菜だの野草が食べられなくなった、それを忘れないようにするためにこのハンドルネームにしたんです。

今でも鶏のから揚げよくします。
でもうちの鳥の唐揚げは世間のと違うんです。

鶏肉は普通より小さめに切り、下味をつけ、粉をまぶして、その後、厚手の鍋にすごく少ない油で強めの火で転がすように、カリカリに焼くのです。(油がはねますのでご注意ください。うちはふたをして、転がす時だけふたを開けて調理しています。12/25追記)
こうすると、普通にたっぷりの油で作るからあげより、余計カリカリなんです。

なので、お店で鳥カラを食べると、うちの方がカリカリでうまいなーなんておこがましくも思ったこともあるくらいです。

慣れとは恐ろしいもんです!

で、天ぷらを作るときは、さすがにそんな作り方ではなく、最小限ですがぷかぷか浮くほど油(たいていひまわり油)を鍋に入れます。
ですが、ここで重要なことがあります。

天ぷらをする鍋はシャトルシェフみたいな、ふたをしたときぴったり密閉できて外気を遮断できる鍋でやって、終わったら熱いままふたをピタッと閉めちゃうんです。
こうすると、油の酸化が減るみたいで、次に使うときも古い油の匂いがほとんどしないのです。
なので、天ぷらした後の油は、そのまま上に書いた鶏のから揚げ風に使います。
(他にも魚を小麦粉付けてからっと焼いたり、大根葉炒めたり、カラっと焼くお好み焼きとか、いろいろに使えます)
それを4~6回くらいやれば、油はすっかりなくなっちゃうんです。

最後には、鍋の底に焦げた小麦粉のかすみたいのが残るので、それはいらない紙で拭いて捨てます。または量があれば野菜にあげちゃいます。
炭みたいなもんかなと思って。
植物を焼いた炭は畑に入れますから。


この天ぷら油の再利用は、何にでもやるわけじゃなくて、スパゲッティーとか、何かをさっと炒めるときにはオリーブオイルやゴマ油、バターなどを使ってます。
5分以上加熱するような場合(オリーブオイルなど使ったとしても香が飛びきってしまうようなもの)だけ使っています。

って感じで廃油がほとんど出ないのでした。

このやり方が良いんだかどうだはよくわからないのですが、もう習慣になっているのでした。

タラの芽天ぷら、天ぷら好きですが、天ぷら廃油は出ないのでした!

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企業の分析能力について~粒度分布~
2015/11/14 23:30 | 環境問題 | C:0 | T: 0
過去に経験したことを書いておきます。
昔、分析に関する仕事を少ししたことがあり、そのあたりの事を思い出しながら。

企業、特に製造業は自分の所の製品についての管理とかクレームに対する対応とか開発などのために、ある程度自前の分析機器を持ち、分析技術を持っています。
物を作ったり加工したりする会社は、廃液、排水その他、空気や水を汚さないように、周りの住民に気を使いながら、いろいろな排出に関して法律を守って、また住民に不安を与えないようにいろいろ努力していくのが普通の姿だと思います。
私の見た例だと、排水を池にためて、そこで魚を飼って、ほら、魚は元気でしょ!とアピールしている会社を見たことがあります。
(それが実際どの程度の意味があるかというのは別にして、気を使っているということをアピールする意思があるというのは大切なことと思います。)

企業による人工的な生産過程で周りの住民、消費者に与える「健康に悪いかもしれないと不安なもの」の一つに、粉体(粉じん)の問題が有ります。
前にもちょっと触れたけど、粉体って、扱いに結構注意を要するものなのです。
扱うときは、粉じん用のマスク〈適するもの〉をする必要があるものが多いですし、一般の人がいるような空気中に飛び散ってしまうと、人や動物が吸い込んで、喉、鼻、肺などの呼吸器、目などの粘膜に付着してしまう、室内の壁などに付くと、掃除も難しく、付いたものが後でパラパラと落ちてくる、など、大変です。
粉体(いわゆる粉)の問題は、一見関係なさそうな企業でも関係する事があり、例えば、製品に不具合があって、本来出て来てはいけない細かい粉が発生して消費者とか周りの人達が暴露されてしまう、というのがあります。

私も仕事中に、ある企業でそんなクレームがあって関係する仕事をしたことがあります。
細かいことは守秘義務があるので書きませんが、一般的と思うことを少し書いていきます。

製品とか、排気などに含まれる「粉」って、その大きさ(粒径、粒子径)がとても大切で、性質を決める大きな要素です。
で、そういう事に係っている企業は、普通、粉体の粒子径を測る機械を持っていて、製品管理などしています。

普通は、「粒度分布」として、管理しています。
たいてい粉はいろんな大きさの粒子が混ざっているので、どれくらいの大きさの粒子が、どれくらいの割合であるっていうグラフで示すのです。
下の図は、フリーハンドで私が適当に書いたものですが、こんな感じで、横軸が粒子径、縦軸が分布の割合(例えば体積の分布割合)でグラフで表します。

粒度分布グラフ例

分析機器メーカーさんのわかりやすい説明のページを紹介(リンク)させていただきます。
↓SHIMADZUさんのページ
http://www.an.shimadzu.co.jp/powder/lecture/practice/p01/lesson02.htm
(細かい用語などはここでは触れないのでご興味のある方は是非調べてみてください。)

粒度分布のグラフを見ると、大体どれくらいの粒子径のものが入っているかわかるので、そこから性質が推測できます。
どれくらい飛びやすいか、吸い込んでしまった場合など。
そして、グラフはいちばん分布割合が多い粒子径の所が山のてっぺんになるのですが、その山が一つとは限りません。
小さい方にもう一つ山がある場合など、山が複数ある場合もあります。
特に、分析方法によっては、小さい粒子がいくつか集まって塊になったりする「凝集」という現象を起こすので、山がいくつも現れたりするし、本当の粒子の大きさがグラフに現れていないこともあります。

そんなこともあって、企業はたいてい、粉体を電子顕微鏡でも分析して、元素分析などもしていると思います。
試しに「粉体 電顕」と、ググってみてください。たくさん写真が出てきますよ。

小さい粉は普通の顕微鏡〈光学顕微鏡〉ではよく見えないので、電子顕微鏡というもので見て、更にその粉の一つ一つにX線を当てて、元素分析をします。
そうすると、その一つ一つの粉がどんなものなのか、どこから来ているのかが推測できるということです。

こういう分析装置は、たいてい大きな製造業の会社は自前で持っていると思います。
企業は、もしクレームなどで粉体の分析をする必要があったら、ろ紙などにそれを採取して、速攻で分析機械にかけていると思います。
私のやっていたころは、宅急便で翌日には測定対象物が届いて、その日中には結果が出るという感じです。
粒度分布だけでしたら、早いと数分~数十分で分かります。

もし、会社の規模が従業員数千人以下でしたら、この様な色々な分析機械は持っていないかもしれません。
でも、企業というのは、縦横のつながりがあります。特に縦です。
もし千人以下の企業でも、親会社があれば、そこにかなりの分析機器がそろっており、人の交流も技術の交流もあるのです。
親会社も、子会社が変なことで公害やクレームを出したりしたら困りますから、子会社の製品やクレーム対応などの分析は協力しているはずです。
なので、普通の会社であれば、粉体や粉塵などで、消費者や周りの住民からクレームが来れば、速攻で分析してある程度のめぼしはつけているはずなんですよね。
そして、もしそれが消費者や住民を安心させるデータであれば、すぐそれを出して、話し合いで解決しようとするはずだと思います。

もし私が企業側のクレームに対応する必要のある立場だったとして、もし消費者か近隣の方から、お宅の製品や関連のある場所から粉が飛んできて迷惑している、製品から粉が出る、などあったら、まず現場に行って、迅速に現物を採取し分析すると思います。
集める方法は、集じんするなり、ろ紙やシャーレなど置いて降下物を集めるなどして、粒度分布、電顕、組成分析をすぐします。
それで、自分の会社が関係ないという結果であれば正直に話すし、迷惑をかけているという事であれば、すぐいろいろな対応、対策などになるはずです。

もし私が消費者や近隣住民で、製品やどこかの工場や工事現場から粉が飛んできて迷惑を受けていたら、まず証拠となるものを集めてとっておいて、文句を言うと思います。
その証拠となるものは、土でも掃除機のごみパックでも、水で洗った木綿などの布で拭いたものでもとっておきます。
写真がとれるなら取っておきます。
そして、その証拠となるものを誰かに渡す場合、必ず全部渡さず、半分手元にとっておきます。
もしそれが、企業の粉粒体などの製品に係るものなら、「SDS見せてください」と言います。
SDS:安全データシート(Safety Data Sheet)

製造業などの企業〈グループ、業界含む〉は、消費者や近隣住民に偽りの情報を流して、騙すことがあります。
実際に過去に例もあります。
昔、実際に私もそんな話を関係者から聞いたこともあり、これはばれたら大変なことになるだろうなと思ったら、実際に数年後に暴かれて新聞をにぎわせ大問題になったこともありました。
悪いことは隠しきれないものです。
関係者の方も、全部の情報を外に漏らさずにいることなど不可能です。
作業員の方が酔っぱらって友人に話すかもしれません、その友人がまた同窓会の3次会で話すかもしれません。

もし、これを読んでいる方が、身の回りの何かの製品、工事現場などで、訳の分からない粉のようなものが飛んできて、あれ?、おかしいぞ、と思ったら。
それについて文句を言った先の企業は、数日後にはもうそれに対するほとんどの分析結果をそろえていると私は思います。
あるいはもう他にも何度も同じようなクレームがあって、それについてどう対応するか話し合っているのに、初めて聞いたような顔をするかもしれません。
企業は結構な分析能力を持っているのに、その情報を消費者や近隣住民には全部出さないんですよね。
こういう姿勢はどんどん改めていってほしいと思います。
(放射性物質に関する、測定や産地情報なども似たようなことがありそうに思います)

粉体は一度吸い込んでしまえば、肺に残ってしまうものがあります。

知らないでたくさん吸いこんでしまうのだけは避けたいものです!!!!!


日向精錬所産廃問題~フェロニッケルスラグの粉じんとしての安全性は疑問だなあ
2014/11/14 19:40 | 環境問題 | C:0 | T: 0
こんにちは。
他のことに集中する必要があったので、ブログ休止を宣言していましたが、どうしても書いておきたいことがあり、書いています。こんなことでは休止のお知らせも意味の無いことですね、失礼しました。

今日、宮崎県の主婦が、公害企業に逆に訴えられている問題の、裁判の日でした。
(以前書いた記事 http://gosenshitosyukiritsu.blog.fc2.com/blog-entry-178.html
http://gosenshitosyukiritsu.blog.fc2.com/blog-entry-180.html 

私は以前から、この様な問題で一般の人を訴える企業はおかしいと思っていましたが、ちょっと調べただけでもやっぱりすごくおかしいと思いました。。。
まず、訴えられた主婦の方は、企業が放置しているフェロニッケルスラグが風で飛んできて、お子さんが喘息のようになったとツイッターで訴えておられました。
これですと、大気汚染防止法関連でこれに関する記述があるんじゃないかなあと思ってみてみました。

環境省のホームページにある「大気汚染防止法の概要」というページを見ますと、
工場及び事業場から排出される大気汚染物質に対する規制方式とその概要 という表があります。
http://www.env.go.jp/air/osen/law/t-kisei1.html

大気汚染防止法の概要3


上の表は、このページをハードコピーしたものです。(色を付けたのは私です)
この表の中で、二つ、関係する項目があると思います。

(1)
一つは、緑の枠で囲んだ上の方。粉じんです。

ウィキペディアによると、粉じん(粉塵、ふんじん)とは、粉のように細かく気体中に浮遊する塵(ちり)状の固体の粒子である。そうです。また、大気汚染防止法では、「物の破砕、選別その他の機械的処理又はたい積に伴い発生し、又は飛散する物質」のこととしているそうです。
以下の動画を拝見しますと、明らかに、気体中に浮遊しておりますので、間違いなく粉じんです。動画では、「たい積」していますね、それと同時に飛散しておりますから、あてはまると考えられます。

http://www.youtube.com/watch?v=aONtoPnXuH4

赤い枠(上)には、
ふるいや堆積場等における鉱石、土砂等の粉砕・選別、機械的処理、堆積
とありますが、まさにあてはまっていると思います。
碧い枠(上)には、「規制の方法と概要」が書いてあるわけですが、
施設の構造、使用、管理に関する基準
 集じん機、防塵カバー、フードの設置、散水等


とありますね。
普通は、集じん機、防塵カバー、フードなど使用して当然という風に思います。
子供もいる、人の住環境のすぐそばです。
吸い込んで安全なことが保障されているデータもリンクされているのも見ないですし。
そのような作業で、防塵カバーなどの防御策も講じず、訳も分からない、色のついたものをばらまく作業をすれば、一般の方が見て心理的に不安になるのは当然です。
これだけで、私は、日向精錬所、サンアイの方が住民に不安を与える行為をしたとして訴えられてもおかしくないと思います。
ましてや、近隣の方がお子さんの喘息など訴えているのです。

(2)
2つめは、緑の枠で囲んだ下の方。「有害大気汚染物質」です。

環境省ホームページ資料によると、「有害大気汚染物質」とは、(低濃度でも継続的な摂取により健康影響が懸念される物質) です。(表の欄外に書いてある)
また、低濃度であっても長期的な摂取により健康影響が生ずるおそれのある物質のことをいい、科学的知見の充実の下に、将来にわたって人の健康に係る被害が未然に防止されるよう施策を講じることとされている。と、あります。
http://www.env.go.jp/air/osen/law/

赤い枠(下)には、234物質(群)
このうち「優先取組物質」として22物質、と書いてありますが、詳しく見ていきますと、この優先取組物質には、ニッケル化合物が入っています。下の画像の(16)です。赤枠で囲んだのは私です。
有害大気汚染物質
http://www.env.go.jp/air/osen/law/
さて、ニッケル化合物、とは、ニッケルを含有した化合物のことですが、含有量については何も書いていないんです。
フェロニッケルスラグとは、ニッケルをとった後の残渣ですから、まったくニッケルを含まないとはどうしても考えられません。
フェロニッケルスラグ中のニッケルの含有量を調べても、出てきませんでした。
(フェロニッケルとは、鉄とニッケルの合金のことだそうです)
住友金属鉱山のグリーンサンドの紹介ページにも、ニッケルの含有量については全く触れられていません。
http://www.smm.co.jp/business/refining/product/fnickel/
これでは、読んだ方が不安になるのも当然と思います。
これだけでも、企業側がものすごく説明不足であると私は感じました!

余談1ですが、以下の環境省の資料では、大気汚染防止法(大防法)の、「有害大気汚染物質」の選定について、とてもいいことが書いてあるんです。
http://www.env.go.jp/press/file_view.php?serial=16391&hou_id=13040
下に、該当部分のハードコピーを貼ります。
有害大気汚染物質の選定
人の健康を損なうことを、未然に防止する、という、とてもまっとうな、ありがたい考え方が、ちゃんと環境省の大気汚染防止法関係の資料にあるんですね!!!

一方、苦情を言ったからって、説明も無しに、逆に訴えた企業さんは、これを読んでどう思いますか???

同じページに、ニッケル化合物とはっきり書いてあり、選定基準は、3.2(1)ア(ア)とあります。
これは、下の基準に当てはまるということだそうです。
大気環境保全上注意を要する物質群であり、我が国の大気環境において、以下の値【我が国の大気環境目標(大気汚染に係る環境基準又は環境中の有害大気汚染物質による健康リスクの低減を図るための指針となる数値(指針値))の1/10 の値】を超える濃度で検出されている物質

大気汚染防止法では、グリーンサンドが製品であろうと産業廃棄物であろうと、全然関係が無いです。
とにかく、健康に悪いものを大気中に放出するのを防ぐ法律です。


余談2ですが、、フェロニッケルスラグを肥料として使用することに関する資料も出てきたけど、ニッケル、クロム、チタンを有害成分として扱っており、規定があるとしています。これはあくまで肥料としての規定で、吸い込んでいいっていう粉じんの規定じゃないんですよね。。。(以下の資料は、農林水産省関係の資料の様です) 肥料として使った実績があるからって、吸い込んで安全である保障は無いです。
http://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/hozen_type/h_sehi_kizyun/pdf/08450114sankoushiryou.pdf



長くなりましたが、以上のことから、私は、日向精錬所、サンアイが宮崎県の主婦の方を訴えている、日向精錬所産廃問題は、訴えている企業側は、健康被害の未然防止の見地からニッケル化合物を有害大気汚染物質に選定した環境省の考えと、完全に逆行していると思います。
また、防御策もしないでおいて粉じんをばらまいて、家族がぜんそくの症状になった人を訴えるなんて、企業のあるべき姿からかけ離れすぎです!!!
本来だったら、企業側が、まず、症状を聞いたり、いろいろな法律に照らし合わせてどうなのかを住民に説明に行くのが筋でしょう。


日向製錬所産廃問題~恥知らずな企業っているもんだね~
2014/11/03 14:53 | 環境問題 | C:0 | T: 0
こんにちは。
少し前にもブログに書きましたが、宮崎県の主婦が、公害企業に逆に訴えられている問題、裁判がどんどん近づいてきましたね。
(以前書いた記事 http://gosenshitosyukiritsu.blog.fc2.com/blog-entry-178.html )

この問題の関連情報など見ていて思うのは、あーあ、製造業のプライドってないのかしら、みんなの役に立つものを作って喜ばれたい、そんな誇りはどこに行ったのかなあ、ってことです。
企業の人たちは、もう一度学生に戻って、人の体のことや、公害を防ぐために日本にはたくさんの法律があることをもう一回学びなおしてほしい。

有害な物質をばらまいたことに苦情を言っている主婦を、逆に訴えた企業は、日向精錬所とサンアイという会社です。
完全に、有名な会社になってしまいましたね。
親会社の住友金属鉱山も。
会社だけじゃなくて、日向市はこれで相当有名になりましたね。
私もこの問題を知るまで、日向市って知りませんでした。関係会社の名前、住友グループは、すっかりひどいイメージとともに頭の中に定着してしまいました。
ですが、日向市や宮崎県の方にとってみたら、被害を口に出して訴えてくれた黒木さんがいるおかげで、今まで知らなかった汚染のことを知ることができ、これ以上の汚染がばらまかれるのをストップできて、住民さんたちの健康を守る方向に世論が行くかもしれないのですから、私が住民だったら、黒木さんに感謝します!

これで極悪企業の悪事が明らかになって、汚染が食い止められれば、一気に日向市はイメージアップですよ。
関係企業や、企業グループだって、イメージが最悪になるか、一気に向上するかの分かれ道です。
私もこの裁判は、相当注目しています!
もう、黒木さんご家族だけの問題じゃありません、日本中の、健康や環境を守りたい人たちの運命がかかってると思ってますよ!

福島第一原発事故では、あれだけ大量の有害物質(放射性物質)をばらまいた東京電力や関係組織の人たちはいまだに一人も罰せられていません。
けれど、東京第五検察審査会は、東京地検が不起訴処分とした東電元幹部ら42人のうち、勝俣恒久元会長ら3人について、業務上過失致死傷罪で「起訴相当」とする議決書を公表したんですよね。(7/31)
http://www.asahi.com/articles/ASG703K7HG70UTIL00F.html
このままするっと全員無罪というのは、明らかに変です!!! だって今までさんざん地震や津波を指摘されても、それを無視して関係者に圧力をかけて、事実を捻じ曲げて挙句の果てに起こした事故です!!!
こんなものが無罪で通ったら、日本は無法地帯ですよ。

日向製錬所産廃問題だって同じです。
これの信じられないところが、東電に例えたら、放射性物質をばらまかれて文句を言った人が、逆に東電に訴えられて、裁判に行かなきゃならない、ってのと同じということです。
しかも、企業側がお金があって弁護士やらなんやら、かたや文句を言った被害者は普通の一般人です。

恥、恥が無いのでしょうか。
企業には、恥が無いのでしょうか。
恥ずかしくないのでしょうか。

私は子供の時から、親に、大きくなったら人の役に立つ人になりなさいとずっと言われ続けました。
今、親の期待に反し、全然役に立っていませんが、製造業で技術部門でずっと働いていたうちの親は、いつも自分の作るものに、プライドを持っていました。
お父さんの、お母さんのいる会社はね、こんなに良い物を作っているんだよ、って、嬉しそうに話していました。
地方で問題が起これば、自ら現場に行って、話し合っていました。
親は仕事で留守がちだったけど、たまに小さなお土産を持って帰ってきてくれる親は、働く喜びにキラキラしていて、ほったらかされてはいたけど私は大好きでした。

物を作っている人の美しさというのは、格別なものです。
大人になっても、たくさんの、物を作る、美しい人たちに出会いました。みんなキラキラしていました。

人の役に立っている、というのは、製造業の誇りでしょ?
こんな問題で、被害者を話し合いで説得させることすらできず、一度の話し合いもせずに裁判で訴えるとは、私がもしこんな会社の社員だったら、恥ずかしくて情けなくて涙が出ますよ。
それに、海外に旅行に行くと、日本製って特別な目で見られているってよくわかります。
日本は良い物を作っている企業や職人さんたちがいる、そう思ってくれているのが、肌で分かります。

もう一回、物を作る楽しさや喜びを想い出してほしいです。
日本中が日向市の日向精錬所、サンアイ、住友金属鉱山に注目しているんですよ。
何のために物を作っているのですか?
単に儲けるためですか、それだけじゃないのではないですか?

健康に害を与えるものをばらまいてお金を儲けるためじゃないでしょう。
きれいな環境を守って、人の役に立つものを作ってこそ、尊敬される愛される企業ですよね。
今、分かれ道に立っている企業さん。

どうかご家族に誇れる仕事をして下さい!


関連のあるブログ内記事
http://gosenshitosyukiritsu.blog.fc2.com/blog-entry-183.html
【拡散お願いします】宮崎県で産廃汚染を指摘していた主婦が逆に訴えられている
2014/10/17 21:40 | 環境問題 | C:5 | T: 0
こんにちは。
ブログ休眠中でしたが、あまりにひどいことなので、記事を書きます。
これはなにかの冗談でしょうかね。。。

黒木睦子さんという宮崎県の主婦が、自宅の隣地に、日向精錬所(親会社は住友金属鉱山)に、粉塵防御対策も行わずに産業廃棄物の投棄を続けられて、子供さんに喘息を引き起こしたそうです。
ネット上では、フェロニッケルスラグで苦しめられているという情報がありますが、スラグとは、金属の製錬に際して、溶融した金属から分離して浮かぶかすのことですから、ニッケル化合物が含まれることになりますね。

ニッケル化合物は、発がん物質ですよね。
そんなものを作ったカスということは、ニッケルが微量でも入っていると考えられ、他にもどんな成分が含まれるのでしょうか。
そういうものを、風が吹けば舞い上がる粉体の状態で、人の住環境にばらまき、文句を言ったら、逆に訴える???
いったい何を考えてるんだよーーーーーーー!!! と、普通なら言いたくなりますが。

発がん物質が入っているかもしれない廃棄物を、風が吹けば舞う粉体で、人の家の隣に投棄して、、、これだけだって怖いのに!!!
もし、ニッケルの濃度が十分低かったとしても、金属は人に対してアレルギーを引き起こしますから、そんなものを粉体で投棄など、とんでもない話ですよ!!! なのに
文句を言ったら、逆に訴えられた。。。。。。。。

もうこの国には常識は無いのでしょうか。
放射性物質をばらまいて、あれだけたくさんばらまいて、何も罪に問われていない国ですから。。。同じようなことをやってもいいと思っているのか。

ツイッターでは。。。
できるかぎり大勢の人が裁判を傍聴してください これが黒木睦子さんの最大の支援です → 宮崎地方裁判所 延岡支部(2号法廷)  平成26年11月14日 第一回口頭弁論期日 午前10:00 原告 (株)日向製錬所  被告 黒木睦子
だそうです。
ツイッターをしている方は、黒木睦子さんのフォロワーになってほしいそうです。
https://twitter.com/mutsukuroki
何度読んでもおかしいのは、この裁判、被害者が訴えられてるってことなんですよね。いったい、私の好きな日本という国は、どうなってしまったの???

参考情報
IARC(国際がん研究機関)によると、ニッケル化合物は、人に対する発がん性が認められています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/IARC%E7%99%BA%E3%81%8C%E3%82%93%E6%80%A7%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%AF%E4%B8%80%E8%A6%A7
これはもうかれこれ20年前くらいには、ニッケル化合物は発がん性がある、ってわかっていた情報ですから、新しい物ではありませんし、関係者は知っていて当然の情報です。

ニッケル化合物は、取扱いに非常に注意を要するものらしいですね。(以下資料の123ページ)
http://www.nickel-japan.com/magazine/pdf/Guide_SafeUse_JP.pdf#page=63
職場で扱うにも、これだけ注意を要するのですから、ましてや子供のいる様な環境に微量でも含まれるかもしれないものを防御策もなく投棄など、常識を疑う行為です。
更に、やめてくれと言っている住民を訴えるとは、どんな常識持っている会社?

粉体っていうのはすごくすごくたちが悪いです。

舞い上がれば、回収不可能、肺に入る、目、喉、鼻などの粘膜に着く、皮膚に着くで、どうしようもありません。
ものすごく注意して扱わなければならないものですのに。
黒木睦子さんを訴えるような会社に、天罰が下るように祈ります!!!!!

原発事故からのがれ東日本から中国地方へ移住。東電、政府、国は事故の責任を取れ!


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