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明日は新学期
2015/08/31 05:22 | 社会 | C:0 | T: 0
私は子供の時に、学校にはいやいや通っていました。
運動会などのイベントが特に嫌いで、運動会の朝に高熱が出て、万歳して喜んだことがあります。

先程何気なく、下にリンクさせていただいた「不登校新聞」さんというサイトを拝見し、明日9/1は、18歳未満の日別自殺者数が断トツ一位であることを知りました。

子どもの自殺、夏休み明けに突出 子どもからのサインは?
http://futoko.publishers.fm/article/9102/


画面を一部コピーさせていただきますと、9/1が本当にすごいのです。
この日が最高で、130人ほどに届きそうな勢いです。(年末年始、ゴールデンウィーク、春休み、夏休みは少ないんですね。)
18歳までの日別自殺者数kito-shin
自分には自殺する度胸も無いけど、9月1日が嫌な気持ちはすごくわかります。
でも多分、好きな子がいて、その子の顔が見れるから行っていたんだと思います。(顔見るだけね。)

記事にはいじめのことに触れていますが、私も未成年の時に数々のいじめ現場を目撃したことがあり、自分も軽いいじめにあったことがあります。
「軽い」と書いたのは、クラスにもっとひどいいじめを受けている子がいて、その子を助けたいと思ったことがあったけど、そうすれば自分ももっとひどい目に合うのではと怖くて助けられなかった、ということがあったのです。
そのいじめられている子は、事情があってご両親と住むことができずにいた子で、高齢のおじいさんと二人暮らし。
小学校でかなりひどいいじめにあっており、それを知っても教師も全く助けることをしませんでした。むしろ一緒にいじめているように見えました。

その子は栄養状態もかなり悪くてやせ細っており、手足ががりがりでした。
その子は、そんな状態でも頑張って毎日学校に来ていたのですが、ある日、何が原因か覚えていませんが、クラス中の子の前で、何かを強く担任教師から叱責され、次の日から学校に来なくなりました。
私はその子のおじいさんが、担任教師に抗議に来ていたのを見たことがあります。
そのおじいさんを、教師はとても冷たい目で見ていたのを今でも思い出します。
でも私や、クラスの友達は、そのおじいさんの、和服で仙人のようないでたちに何か迫力のようなものを感じていましたっけ。

しばらくしてからその子はまた小学校に来るようになり、中学にも進学しました。

その後知り合った人でも、中学でいいじめを受けたことが原因で精神疾患を患ってしまい、10年以上療養生活を送らなくてはならなくなった人もいました。
その子も、中学でクラス中の子からいじめを受け、親にも言えず、誰も相談する人が周囲に居なかったそうです。
その子はととても我慢強く、きっとプライドもあったのでしょう、限界まで我慢して登校して、その後、若い時代のほとんどを病気で過ごすことになってしまった。

高校時代の知り合いにも、とても我慢強く困難に耐えた末に自殺してしまった子がおり、結局そういう事件があった後に、周りはその子がつらかっただろうことを知って、猛烈に悔やむのです。
そして、夢の中に、そういう子たちが出てきて、まだ自殺や病気になる前の段階で、気付いて何とかしようともがく自分が居たり。実際は気づくこともできなかったのに。

そんなに我慢強く耐えないで、逃げ出してくれていたらどんなによかったろう。
家出でも不良になるでもしてくれた方がどんなによかったか、と、今でも思います。

そして、その中でも一番、どうしても忘れられずに、今でも思い出して悔やまれるのは、始めに書いた小学校の時のいじめられていたクラスメートの事なのです。
その子の家は、区画整理で今は無く、どこへ引っ越したかもどうしているかもわかりません。

あんなに小さい時から、かなり苦しい状態に置かれていて、クラスの子も教師も誰も助けようとしなかった。

大人になってからも、何かとひどい状態に置かれることというのはたくさんあるけれど、とにかく子供の時に大きな困難があって、周囲も誰も助けてくれない、そういう時はもう逃げる事しかない。

ずっと時がたって、もう社会人になって相当経った頃、私はある時近所の塾でバイトをしていました。
そこには、不登校になった男の子が来ていて、私はその子の生物をみる係りでした。
その子はすさまじくやる気があって、大検に通って進学するんだとすごい勢いで勉強しているのです。
もう、普通の高校の授業だったら何週間かかかるくらいの内容を、一回の講義でこなしてくるスピードでした。(個別指導だったので)
「なあんだ、学校なんていらないんじゃん」 って思った記憶があります。
塾の宣伝じゃないですけれどね。。。

学校っていったい何のためにあったんだろう。と、よく考えるのです。

クラスメートを作るため? 理不尽な世を知るため? 興味なくともずっとおとなしく座っている訓練? 好きな子の顔を見るため?
部活のため? 結局自分から学ばなきゃしょうがないんだって知るため?

そして、今、ああもう学校なんて行かなくていいし、もう行きたくもない! 縁が切れて良かったー!と思っている自分。
今でも、昔経験した学校みたいな雰囲気の人、団体(大人相手でもそういうのは結構ある)からはひたすら逃げようとしている自分。

そして、もうずっと何十年も、小学校の時にいじめられていたクラスメートのことが忘れられないでいるように、これからもたまに思い出して、あの時はあの子に本当に悪かったなって思い続けているんだと思います。

今日、自殺する子が、一人でも減りますように。


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福島 空間線量が下がっても元には戻らないもの~ヨウ素129~
2015/08/19 05:20 | 原発 | C:2 | T: 0
こんにちは。
福島の避難者の方への住宅供給が打ち切りなどに関する非人道的なニュースが入ってきたり、まるで20mSvで大丈夫なようなひどい話ばかりで、恐ろしいです。
東日本では、空間線量は2011年に比べたら(少しは)下がっているのでしょう。
(私の住んでいた自治体では、空間線量率が下がったからと言って(どれくらい下がったか知らないけど)、「汚染は事故前に戻りました」と言ってしまうほど、愚かな地方自治体でした。)
だけど、今、空間線量率とか、放射性セシウムCs137、Cs134、放射性ヨウ素の中の一種であるヨウ素131などの測りやすい物しか表のデータに出てこないから、それだけじゃないんですってことを自分に言い聞かせるためにもこの記事を書きます。

この記事ではヨウ素のこと、特に放射性ヨウ素であるヨウ素129(半減期1570万年)について自分で調べたことを書きます。

【ヨウ素の昇華性】
突然ですが、ヨウ素ってものすごく昇華し易いんです。
昇華って、個体から気体になることです。

バーナーで加熱して、上に硝子ロートをかざしておくと、そこに気体になって飛んできたヨウ素がたくさん付きます。
純度を上げる操作として、やったことがあります。
本当に、すぐにイソジン色の煙になって、飛ぶんですよ。

(ヨウ素の昇華実験の動画はこちらです。https://youtu.be/CgIjB-dPRTo

【ヨウ素がはいっているものを燃やしたら揮発する】
例えば土壌の分析などで、ヨウ素が入っているものをあぶって揮発させているので、日常生活でも簡単に揮発すると予想されます。
なぜはじめにヨウ素の昇華や燃やす話をしだすかというと、最近また新たに福島第一原発の廃棄物を燃やす施設の稼働とか、施設を作るとかそういうニュースを聞くようになり、ヨウ素の中の半減期がすごく長いヨウ素129は、そういった施設を作ったせいでまた2次汚染の原因になるのでは? 近くに人をどんどん戻す政策を進めているみたいだけど、大丈夫? と、気になるのです。

半減期が長いものは、同じ個数(原子の個数)入っていても、ベクレルにするととても小さな数字になってしまう。
だから、注目されにくいけど、半減期が長いので、そこで生活している間中ずっと絶え間なく暴露されることになってしまう。

【ヨウ素同位体について】
ヨウ素の同位体は、調べるとたくさんありすぎて目が回ってしまいます。。。けど、半減期が1日以上あるものは、調べると下の通りで、129 I というのが特に長いです。(ウィキペディアより

127 I 安定同位体
129 I 半減期 1570万年
131 I 半減期 8日 

そして、飛んできたヨウ素は、十数日間大気中を気体状態、粒子状態で浮遊した後に、植物表面、土壌表面などに付着するそうです。(*1)
そして、やはり、土壌に吸着される性質があるそうです。

【ヨウ素の土壌中存在量、核実験、核施設の影響】
日本の代表的な土壌である、黒ぼく土には、平均で30ppm程度のヨウ素が含まれており、それは母材の玄武岩、安山岩より1000倍も濃縮された濃度であるそうです。
核実験や核施設から飛んできて現在も残っていると思われる、半減期の長い(1570万年)ヨウ素129は、土壌の深さ方向の分布を調べたところ、ほとんど表層付近に分布しており、十数年ぐらいではほとんど動いていないことを示しているそうです。
(参照させて頂いた資料→ http://www-cc.gakushuin.ac.jp/~e881147/value_imenu_red_txt/%E5%8D%92%E8%AB%96%E3%83%BB%E4%BF%AE%E8%AB%96pdf/%E4%BC%8A%E8%97%A4.pdf

【ヨウ素129存在量変化】
129Iは、天然生成したものもあるけれども、その存在比はもともとはとっても少ない。
129I/127Iは、3×10^-14
それが、核実験、核エネルギー活動で、10^-8 になってしまったとある。(1978年)
yousoshizenkaidenobunpu
(*1)
10^-8 / 3×10^-14 は、だいたい 3×10^5 

人間が勝手に30万倍にしてしまったのですね。

【福島第一原発事故でのヨウ素129】

検索してみると、恐らくJAEAさんの、下の資料を公開してくださっており、画像コピーさせていただきました。


http://fukushima.jaea.go.jp/initiatives/cat01/pdf05/01-appendix4-1.pdf
fukushimajaea-appendix4-1-1

fukushimajaea-appendix4-1-2

これで大体ヨウ素129の土壌の沈着量がわかるのですが、余談で、ヨウ素131との相関はとても良いようです。

fukushimajaea-appendix4-1-3

そして、どの地点がどのくらいかというのが、地図になっていました。

fukushimajaea-appendix4-1-4

ヨウ素129は今でも上の表とほぼ変わらないと思っていいと思います。(表はヨウ素131の数字が書いてありますが、131が多い所は129も多いという目安になると思います。)

他、大熊町の梨園の土壌でヨウ素129を分析した結果を公開してくださっていたのがあったので、有難く参考にさせて頂きました。
「 I127は濃度が20~60 ppmとなり、土壌中に長期間蓄積しているので深度分布に差が見られなかった。I129/I127同位体比は1.2 × 10⁻⁸~1.0 × 10⁻⁶となり、深度の増加に伴って同位体比が減少し、明らかな深度分布が見られた。また、I129放射能濃度を算出したところ3.2 × 10⁻³~3.1 × 10⁻¹ Bq/kgとなり、3つの地点で同位体比と同様に深度の増加に伴って放射能濃度が減少する深度分布が見られた。」 とのことでした。
http://www-cc.gakushuin.ac.jp/~e881147/value_imenu_red_txt/2014%E5%8D%92%E7%A0%94%E8%A6%81%E6%97%A8/saito.pdf
一番多い所では、0.31Bq/kg ということですが、大体オーダーとしては上の表と同じくらいだなあという印象でした。

また、下の文献(Geochemical Journal, Vol. 46, pp. 327 to 333, 2012)によると、福島第一原発事故前と比べて、明らかに安定ヨウ素とヨウ素129の比率が変わっているのがわかります。
http://www.terrapub.co.jp/journals/GJ/pdf/4604/46040327.pdf
下の表の地点で分析した結果だそうです。

Geochemical Journa Vol 46 pp 327 2012 Fig1


Geochemical Journa Vol 46 pp 327 2012 Fig2
上の表は129I/127Iで比べてくださっているので、大変参考になります。
まさにそこが知りたかったところでした。(この論文の主旨はヨウ素129とヨウ素131の比を出すのが目的のようですが)
上の表でとても129I/127I比が高い所が2ポイントあるけど、それは B17とB27という、福島第一原発からとても近い所にあるポイントでした。

【調べた後の私の感想】

もともと地球環境に天然にはほとんど存在していなかったヨウ素129を、1960年あたりからの核実験、核エネルギー活動で (129I/127I比率で)10^-8オーダーまで増やしてしまった。
更に2011年に原発事故があって、どれくらいの比率になったのか、というと、原発の周りでは10倍~100倍に増やしているところが多い。
全体的に見て少なくとも10倍ぐらいには増やしてしまっているところが多いように見えました。
ヨウ素は人類にとって必要不可欠の元素で、放射性同位体がほぼない状態で人間は進化して今に至っているでしょう。
もう、これ以上放射性同位体を環境中にばらまかないでほしいです!
拡散しやすい元素だし、今でも原発から出ていることもわかっていますし(https://www.nsr.go.jp/data/000085735.pdf *2) 私は、ヨウ素の中でも129だけは要注意だと思います。
そして、がれきや廃棄物を西日本などの汚染の少ない場所に持ってきて燃やしたりすれば、当然ヨウ素129も(測ることなどしないで)環境中にばらまかれてしまう。
そして、半減期が1570万年ということは、もう永久に元に戻らないといってもいいものですよね。
環境中に拡散して、長い歴史の中でやがては環境中の同位体比率を変えてしまう。

私は常日頃からICRPの内部被ばく評価は全く信用していないし、もともと内部被ばくはまだわからない点が多いと専門家の方もおっしゃっているのに、こうやって勝手にどんどんと長寿命核種で、しかも人間にとって必須な元素の放射性同位体比率を変えてしまうこと、すごく罪深いことだと思います。
しかも人間だけじゃなくて、動物にとってもヨウ素は必須元素なんですよね、勝手に変えて罪深いことです。

更に、福島で今住めないところに、空間線量が多少下がったからって人を返そうとしているのは間違っていると思います。
空間線量だけじゃわからない汚染もたくさんあると思います。


~ ♢♢♢♢♢ ~ ♢♢♢♢♢ ~ ♢♢♢♢♢ ~ ♢♢♢♢♢ ~
*1
(食品安全委員会サイト https://www.fsc.go.jp/fsciis/attachedFile/download?
446. 第 6 回 放射性物質の食品健康影響評価に関するワーキンググループ
資料種別:会議資料 開催日:2011(平成23)年6月30日 資料2: ヨウ素とりまとめ( 案)[PDF]  より「岩波理化学辞典」の画像をコピーさせていただきました。
*2
この資料の存在は、「大山弘一のブログ」さんの下の記事で知ることができました。ありがとうございました。
http://mak55.exblog.jp/20964466/


他国の攻撃より、自国が怖い
2015/08/14 01:18 | 原発 | C:0 | T: 0
最近安保法案のニュースを見る機会が多く、その記事などのコメント欄を見ると、なんだか違和感を強烈に感じるのです。

違和感を感じるのは、下のような単語や、文節が出てきたときです。

「愛国心」
「この国を愛し、この国のすべての人を愛し。。。」
「この国は一発ミサイル打ち込まれないと目が冷めないのか」
「攻撃されても、自分の親兄弟を撃ち殺されても、自分の家をミサイルが破壊しても、戦わないのか」

こういうことを言っている人達は、大切な日本の大地が激しく放射性物質で汚染されてしまったことは悲しくないのでしょうか。
そして、更に汚染を閉じ込めずにさらに汚染がない所まで拡散しようとしている政策に疑問は持たないのでしょうか。
なんだか、そういう議論が希薄な気がするのです。
領土みたいなものを守っていればいいのですかね、、、仮に汚染されたとしても、地図上で他国の領土にならなければそれでいいわけですかね。
反省せずにさらに再稼働してしまっても疑問は持たないのでしょうか。
責任も取らない政府に満足しているのでしょうか。

原発の爆発では広島型原爆とは比べ物にならないくらい多い量の放射性セシウムが放出され、海外からは、日本は今度は自分で原爆落っことしたと揶揄されていたのに、それは気にならないのでしょうか。
また、国防を言うなら、山本太郎さんが言ったみたいに、原発が攻撃された場合非常に危険であることをどうして考えないのでしょうか。
相手を負かしたい意地悪な人は、敵の急所とか弱い所とか、怪我しているところを責めますよね。
その対策をまず考えるべきでは?

それに、この問いが一番大きいのですが、他国に攻撃されて自分の身内や日本に住む人々が被害を受けても黙っていられるのか?という問い。
今日本の政府は、たくさんの人たち、子供たちも含む人たちを汚染した土地に帰そうとしています。
帰れば明らかに被曝させられます。
そんなひどいことをする政府にどうして黙っているのですか?
この国に住む人たちや国土を大切に思っているのなら今まさに進行しようとしている、この問題を見ないでどうすんの?

他国に爆弾を落とされたら、熱線などによる衝撃で死傷者が出、それが核であった場合、広島長崎のように被爆者が発生します。
でも、今現在、福島原発の事故の影響で、汚染地帯に住んでいる人達は、それと同類の被ばくをさせられているのです。
本来だったらかからなくていい病気にかかったり、これから誕生する新しい命に影響してしまう。
政府の基準の20mSv/年というのはとてつもなくひどい被曝です。
もう100mSvまで大丈夫なんてめちゃくちゃな理屈を信じている人はいないでしょうね。
100mSv以下のリスクを示すしっかりしたデータは存在しているという文献もあります。(岩波 科学Vol.82,No.6, 0618(2012) )
(他にこのブログでも過去にご紹介したものもあります
http://gosenshitosyukiritsu.blog.fc2.com/blog-entry-226.html
http://gosenshitosyukiritsu.blog.fc2.com/blog-entry-134.html
20mSv/年の所に帰ったら、今までの初期被曝の分もあるうえに、更に加算され、毎年それが積まれてすさまじい被曝になってしまうではないですか。
被ばくのせいで病気になったと証明されなくても、被害の出た方たちの一定割合は被曝が原因ということです。
そういう考え方で今までやってきたのですよね。

これは自国に爆弾を落とされたようなものではありませんか?
汚染されて半永久的に住めない土地もたくさんできてしまって。

下手な爆弾1個2個落とされるよりひどい事態になっているではありませんか!!!
自国によるものは無視して、他国からの攻撃を心配するのですか?

他国より、日本という国の政府が自国民を殺そうとしているではありませんか。

よくネットを見ていると、「再稼働反対 というだけではだめだ」「健康被害の問題をうやむやにしたままではだめだ」という意見を見ますが、私も全くその通りだと思います。
「再稼働反対」という言葉を聞くたびに、違和感が。。。もちろん再稼働は反対ですよ。

小児甲状腺がんの問題など、はっきりさせて、被ばくしたくないから移住したい人たちの補償をちゃんとして(そうすれば相当補償額が増えます)、そうすればおのずと「再稼働などさせたらもっと分が悪くなる」ということになると思います。
なぜなら、事故った時の費用が今の予想より膨大に増えるからです。
健康被害がはっきりすれば、食べて応援しようだの、福島の野菜を食べたくないと言った若い有名人を非難した人たちだのは「私が間違っていました、。被ばくを避けようとするのは当然ですね。」と言わざるを得ませんよね。
汚染物質を全国にばらまいたり燃やしたりすることも、住民を被ばくさせて健康を悪化させることだとわかりますよね。

まず問題の本質は、「健康被害」をはっきりさせることだと思います。
そして、子供の甲状腺がんについては、もう言い逃れができない状態なのではないですか?

私は以前も書いたけど、東京にいた時、脱原発運動は、「健康被害」や「次世代への影響」について、スピーチする人が明言するのを避けていた人が結構多かった気がしました。
そういうのは信用できないんです。
健康と次世代への影響が問題の本質だから。
よく、核廃棄物の安全な処理法が無いとか半永久的にお守りをしなければならないから原発はだめだっていうけど、それだって被ばくが体に悪いからなんですよね。

反原発のデモなどのイベントで、「次世代への影響」など、他の人達がわざと無視しようとしている話をスピーチする人が取り上げてくれた時に、明らかに拍手が少なくて、しーんとしてしまう中、一生懸命拍手してくれる人もいたんです。
そういう拍手はね、真ん中からじゃなく、遠くの方から聞こえてくるの。


喫茶店に入って新聞を読めば、「川内原発が基準を満たして、再稼働」と、当たり前のように何の問題も無いように書いてあり、ページをめくると、「広島、長崎、再び被爆者を出さないために」みたいなことが書いてあり、おい、新聞!!! 読者がどう思いながら読んでいるかわかってんのか!!!
と思いますよ。
紙の裏表で正反対のこと書くな!!!

そういう新聞は、「だから新聞は信用できないんだ。。。」って言われるんだよ。


九電「事故ったら国の支援を受けるんだよ」というつもりらしい。
2015/08/11 00:45 | 原発 | C:4 | T: 0
九電は川内原発の再稼働するとか言ってますけど、東京新聞さんの記事によると、事故が起きても賠償への備えはほとんどなくて、国の支援を受けることを前提でいるようです。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015080902000125.html
(引用開始)
原発事故 賠償備え貧弱 川内再稼働目前「無責任」の声

 東京電力福島第一原発事故では、莫大(ばくだい)な賠償金が生じているが、新たな原発事故が起きた場合、資金的手当てはどうなるのか。政府は福島事故での賠償の枠組みを使う方針だが、実は十分な手当てのめどは立っていない。九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県)が十一日にも再稼働する見込みだが、賠償の備えはほとんどなく、専門家から「無責任だ」との声が上がっている。 (荒井六貴)
(省略)
 政府は、新しい規制基準による原子力規制委員会の審査が終わった原発は再稼働させる方針。新たな原発事故が起きたときの資金的な備えとしては、同機構(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)の仕組みを使い、新たに電力各社から資金を集め、プール金とする方向で検討を進めている。ただ、問題なのは肝心の資金をどう集めるか。本来は、事故に備えるプール金のはずだが、実際は福島事故への対応で、原発を有する事業者や核燃料サイクルに関わる日本原燃の十一社は、政府が肩代わりした賠償に必要な資金の返済を共同で始めている。新たな事故への対応になっていない。

 返済金額は二〇一四年度だけで二千二百三十億円。負担額は保有原発の出力などに応じて決まり、事故を起こした東電は千百六十七億円と最も高いが、関西電力は三百十五億円、中部電力は百二十四億円、北陸電力は六十億円とかなりの額を支払っている。こうした状況が二十年ほど続く。

(省略)
 九電の担当者は「機構(原子力損害賠償・廃炉等支援機構)への負担金は、福島の賠償というより、自社の原発で事故が発生した時に国の支援を受けるための備えとして支払っている」と、新たな負担は不要との認識を示している。 経済産業省資源エネルギー庁の担当者は「最終的には、再び国債を発行してしのぐしかない。事業者が、追加の負担に耐えられるかどうか分からず、新しい枠組みは必要になるかもしれない」と、検討が進んでいないことを認めた。

◆相当額の担保必要
 大島堅一・立命館大教授(環境経済学)の話 原発を動かす選択をするなら、事業者は損害賠償に充てる相当額の担保が必要だ。資金的裏付けがないまま、稼働させるのは無責任。稼働で利益を得ようとしているのに、賠償のリスクは負わないというのはおかしい。福島の事故で、どれほどのお金がかかるか分かったはずで、もう言い訳はできない。「原発のコストは安い」と言うなら、リスクは事業者が負うべきだ。(引用ここまで 赤字、太字は私)

電力会社らは、ほんのちょっとは機構にお金を払っているけど、福島原発の分を返すのさえ、あと20年かかるらしい。それで済むの?っていう気もするんですが。
次の事故起こったら、すっかりまた政府に出してもらうつもりになっている、それで再稼働するつもり。

電力会社って失敗してもすぐ助けてもらえて、何でもやり放題でずいぶん楽なんですね。
なんだかもう、普通の会社と比べたら信じられないような世界です。
今の借金を返すめども立っていないのに、また借金できるつもりでいるとは。

再稼働したいなら最低、、電力会社の利益全額と、社長、役員、社員と原子力関係者全員の給料をまず全額、原子力損害賠償・廃炉等支援機構に振り込んで、福島の事故の補償の分の借金を返して、次の事故が起こった時の備えも十分に蓄えてから、再稼働させてくださいというのが筋じゃないでしょうか。
その前に、福島の賠償、補償、廃炉の分、20年で済むの?
何十年経っても返済なんてできっこないんじゃない?
再稼働なんて永久にしちゃだめ。

これから「健康被害」が明らかになったら、、、例えば小児甲状腺がんなどについて、また補償が増えると思います。
福島県だけで済むとも限りません。
前にも書いたけど、放射性物質が落っこちるときは、県境なんて見えないんですから。
福島県だけという前提からして理論的に成り立たないです。

健康被害は、小児甲状腺がんだけで済むとは思えないんですけど。。。

それに、本来「20ミリシーベルトまで被ばくしていいことにするから住宅支援や補償は打ち切り」なんて法律違反なので、まっとうに被災者の方を救おうと思ったらもっともっと補償金額が上がるはずだし、まっとうに補償するのはせめてもの償いですよね。

今「事故が起きたからたくさん被ばくしていいことにする。法律も無視」で、適当に見積もって20年ってこと。

まだ福島第一原発事故の被害の全容がわかっていないのに、「再稼働で儲けること」を考えられる人がいるっていう事がもう信じられないです。

原発の再稼働についての世論調査は、どれを見ても「賛成」より「反対」が圧倒的に多いですね。

こんなことされても、また選挙をすれば自民党が勝つんでしょうか???
             
~ ♢♢♢♢♢ ~ ♢♢♢♢♢ ~ ♢♢♢♢♢ ~ ♢♢♢♢♢ ~

余談ですが、先月は、今まで一緒に仕事したことある仲間の中年世代の方の訃報が2件もありました。
二人とも東日本在住で、2011年3月の時点ではとても元気だったのに、その後病気になられたとのことです。
やっぱり私の場合、東日本では2011年3月から、急に亡くなる知人が増えたのは明らかなのです。
こういうのはメールなどでお知らせが来て、数えることができて、震災前と後とで比べることができるので、一目瞭然で。

更に、最近東京などで倒れている人が多い、という話をよく聞きますが、まさか自分がたった一泊東京に戻っただけで見ることになるとは。
先日、都内の駅で、階段の途中で、踊り場ではなく、長く続く階段の途中の一段に体を横にして眠っているスーツ姿の男性を見て、びっくりしてしまいました!
少し動いたら転げ落ちてしまいそうな位置に引っかかって寝ているのです。
周りは何も気にも留めず、避けて無視してどんどん去っていきます。
その駅は過去に十年以上使ってきたけど、そんな人を見たのは初めて。
階段を転がり落ちて、そのまま眠っちゃったのかな? なんか壮絶。


広島、長崎、福島
2015/08/08 01:45 | 原発 | C:0 | T: 0
8月6日の産経WESTのニュースで下のものがありました。

被爆2世の健康不安尋ねる項目追加へ 厚労省調査
http://www.sankei.com/west/news/150806/wst1508060032-n1.html

下に画面のハードコピーを貼り付けさせてもらいます。(赤い下線は私)
20150806sankei1
20150806sankei2

このニュースは、被爆二世の健康不安、という、あいまいな言い方で書いていますけれど、実際には下のポイントが重要だと思います。

●国が被爆2世の健康を把握しようと少しでも動いた。
●被爆2世の健康面の実態は明らかになっておらず、これまでに被爆者健康手帳の交付など医療支援を求めてきたが、それも実現していない。
●関係者の方が、「個人的には被爆2世や被爆3世は、若くして白血病やがんを発症する人が多いように感じる。」と言っている。

私も、広島で学生時代を過ごした友人が、学生の時周りの子供の白血病が明らかに多かったよ、普通二人も周りで亡くならないよね、と言っていたので、それを想い出しました。

(追記8/8 それにしても、この調査はあくまで被爆者の方へのアンケートであり、被爆2世の方へのアンケートではないんですよね。 しかも、70年もたっており、かなりのご高齢の方への。 これで出た数字よりも、現実はもっとずっと悪いのではないか? とも思いました。
下に書いた被爆者調査でもそうですが、時間がたつほど、「被曝に強い人」をより集めて調査していることになってしまいますから。
やらないよりはいいくらいの位置づけに私としては思えます。)

そして以前もご紹介しましたが、両親ともに被爆者の被爆2世の方の白血病比率が多かったという共同通信さんの記事もあります。

http://www.47news.jp/47topics/e/229942.php
2012060300kyodotushin

さらに、福島の被ばくの安全性を判断する根拠となっているのは広島長崎の被爆者さんたちのデータであることは以前ご紹介しましたが、(その基準が揺らいでいるということも、以前ご紹介したけど)、再度引用させていただきます。
http://gosenshitosyukiritsu.blog.fc2.com/blog-entry-226.htmlを参照ください。

(以下、松崎道幸医師講演会書き起こしより引用)
原爆の調査というのは、大きな欠点が二つあり、全然浴びてない人に比べて浴びた人の癌の死に方を比べてない。
相当浴びた人と、それよりもうちょっと多く浴びた人の違いを、見ているだけ。
で、それは、外部被爆だけで、爆心地から1.5キロ離れたらもうゼロみたいな被ばくになるから、ということで、計算していたんですけれども、ところが、爆心地から2キロ、3キロ離れた人でも、内部被ばくでですね、頭の毛が抜けて、鼻血が出てっていう人、たくさんいたんですね。
ですから、外部被ばくの他に、内部被ばくもあったのに、それを勘定に入れないでやったから、ゼロでない人と比べちゃったんですね。

それから、調査が始まったのがですね、放射線に弱い人がたくさん死に絶えた後の5年目ぐらいから始まったんですね。
だから、1950年から、に、生きていた被ばく者を追跡したから、放射線に強い人だけを追跡したようになってきたんじゃないかという批判があるんですね。
(引用ここまで)


70年もたって、こうなのです。
被ばくした方の子孫に与える影響は、もっとしっかり調査されて、充分に補償されていいはずなのに、今でもはっきりさせない。
被ばく者の方達の経験談などを読めば、子孫に全く影響を与えていないと言い切るのは無理です。
同じ放射性物質による被ばくなのだから、それは福島に生かされなければならないのに、安倍首相は、「今までも、これからも、被曝による健康被害はない」と言い切りました。
専門家がわからないと言っているのにです。
福島の小児甲状腺がんの発生は、スクリーニング効果ではないという複数の意見があるのにもかかわらずです。
こんな、理論的に破たんしているのが首相なんです、それを許している自民党が与党なんです。恐ろしいです。
私は安倍首相より、その存在や言動を許している、自民党の他の議員たちの方が、恐ろしいと思います。
そのようなトップであることに反対をせず、国会でも追従しているのですから。
もし将来1人でも健康被害が明らかになったら、自民党議員は全員責任を取るつもりなんでしょうね。

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以下は、最近の安保法案や教科書採択問題などについて、私が感じたことを、余談として書いたものです。

ちょうど今の時期は終戦記念日の前ですから、戦争や平和のことをどんどん語る時期だと思います。
(いつでも語ってほしいですけど。)

うちにはテレビは無いけど、たまに人のおうちや、郵便局などでテレビを見ると、内容の薄さにがっくりします。
どうしたら戦争が無くせるか、どうしたら戦いにならずに済むか、血を流さないで済むか、必死に議論しつくせばいいと思います。
くだらない番組なんかやめてしまって、討論番組でとことん議論しつくせばいい。
理論的じゃない政治家、主張に一貫性の無い政治家はやっていけなくなるくらいに。

政治家も、その他の職業の人達も、自分たちの言葉で語りつくせばいいと思います。
そうしたら、ミュージシャンは政治の話をするな、だの、○○はそういう話しをするな、だの言う意見もすっ飛びます。
すべての職業の人が、政治や平和に対する自分の意見を持つのが当然という当たり前の世の中になってほしいです。

日本人はもとから、先の大戦を防げなかったという前科があり、そういう性質を持った民なんだと思います。
理性を無くせば、同じ道を歩むと思います。
そして、議論というのがとても苦手。
理屈より情に流される。
何か言っただけで、文句を付けられていると思われて、機嫌が悪くなられたり。
自分の意見を言っただけで生意気だとか、そんなこと言う資格があるのかとか言われたり。
周りとうまくやろうと思えば、どんどんと自分を出さなくなっていきます。

学校でも、議論の仕方というのをほとんど学ばなかったような気がします。
単に教科書丸暗記、公式丸暗記が得意で、先生に逆らわなければうまくやれるのです。
疑問を持って突っかかったら、悪気が無くても面倒くさいやつだと思われます。

国は人間の作り上げたものなのだから、当然間違います。
間違った道に進もうとしたら、直してあげようとする力が働かなければ。
過去に間違った前科があるのです。
疑問を持ったらそれを口に出せなければ、間違っていても正す力が無くなってしまう。
例え間違っているのが国だとしても。
けれど、最近、その、当然必要な、直してあげようとする力を否定して、間違っていようがなんだろうが国に従うのが良いとするような風潮が教科書や報道などに見られるようで、とても怖いです。

私が学生の時は、歴史の先生は、「ここは、教科書が間違っていますよ、××でなくて、本当は○○です。」と、はっきり授業で言ってくれていました。
そういう風に、大手出版社の出した教科書を訂正してくれる先生はとても素敵でした。
そして、とても印象に残りました。
何十年経っても、あの時なんで先生はきっぱりとああ言ってくださったのだろう、背景には何があったのだろうと、考えたことを忘れません。
今の先生はそう言ってくださるのでしょうか。

今になると、いろいろと考えるきっかけを作ってくれた友達、先輩や先生ほど記憶に残って、有難いです。
どんどん年を取って、体力も視力も記憶力も衰えていくけど、工夫や考える意欲だけはなくさないようにしなくちゃ、そう思う毎日です。



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原爆の犠牲者の方のご冥福をお祈りいたします
2015/08/06 11:32 | 戦争 | C:4 | T: 0
今日は、広島原爆投下から70年となる、原爆の日です。
犠牲者の方のご冥福を改めてお祈りいたします。

2015080601
(犠牲者の方に、山の中で撮ったシャガのお花の写真を捧げます)

以前、私は素晴らしい活動をされている方にお会いして、賛同して作品を一つ手に入れたのです。
その方は、広島の原爆の被害を受けたある中学校の、犠牲者の中学生の数〈相当な数です〉だけ、その子たちのイニシャルを入れてTシャツを作っていました。
オリジナルの一枚ずつ違うイラストを背中に書いて、そして、前面には、「黒い雨」 (井伏鱒二さんの小説)をモチーフにした装飾を施して。
黒い雨部分も、わざわざ手織りして作った布を使っています。
その方は、その中学生の一人一人のTシャツを全部現代の人達に手渡そうとしています。

Tshirt20150806


私は以前広島に旅した時に、偶然その方にお会いできて、Tシャツを手に入れてホテルの部屋に戻りました。
ホテルの部屋でベッドにあおむけに横になって、自分の胸の上にそのシャツを広げて置いてみました。

そのイニシャルから、どんな名前の子だったんだろう、男の子?女の子?など考えていました。
その中学生はどんな子だったんだろう。
部活動や、恋などに夢中になっていた、小さな喜びと苦しみがぎゅうぎゅに詰まり、今思うと毎日がキラキラとしていた自分の中学生時代を思い出しました。

これから、どんな子供たちも、大人たちも、戦争や核兵器で命を奪われないでほしい。
原発や被曝でも命を奪われないでほしい!!!!!
(核兵器と原発は深い結びつきがあるのですから。)

強く思いました。








東電元会長ら3人、強制起訴
2015/08/01 04:03 | 原発 | C:0 | T: 0
おはようござます。
おひさしぶりの、眠れないタラの芽天ぷらです。

「東電元会長ら3人、強制起訴」というニュースが入ってきました。
http://www.asahi.com/articles/ASH7042B5H70UTIL00H.html

(以下引用)
東京電力福島第一原発の事故をめぐり、東京第五検察審査会は31日、東電の勝俣恒久元会長(75)ら3人について、業務上過失致死傷の罪で強制的に起訴すべきだとする2度目の議決を公表した。今後、裁判所が指定する検察官役の弁護士が3人を起訴し、裁判が始まる。同事故の責任が、刑事裁判で問われるのは初めて。
議決日は7月17日。ほかに強制起訴されるのは、武藤栄(65)、武黒一郎(69)の両元副社長。事故には複雑な要因が絡むため、初公判までには1年以上かかりそうだ。
.(略)
 議決は「原発事故は取り返しがつかない。勝俣元会長らは『万が一』にも備えておかなければならない高度な注意義務を負っていた」と指摘。東電が事故前に15・7メートルの津波を試算していたことを「絶対に無視できないもの」とし、事故は予測できたとした。そのうえで、試算をもとに「原発の運転停止を含めた対策を講じていれば、事故は回避できた」と結論づけた。
(引用ここまで)

東電の元会長と、元副社長二人が強制起訴になったということです。
そして、その理由が、原発事故前に、津波を試算していたのに、対策を講じていなかったこと。

このニュースを読んで思い出したのが、以前読ませて頂いて記憶に残っていた、めげ猫タマさんという秀逸なブログを書いていらっしゃる方のブログの下の記事です。

http://mekenekotama.blog38.fc2.com/blog-entry-1199.html

↑この記事の下の方に、地震学会の会長も務められた地震学者である島崎邦彦氏の発言を書き起こししてくださった文章が載っており、今読んでも相当にショッキングな内容に思います。
ご興味ある方はぜひもう一度読んで頂きたいです。。。

島崎氏は、津波予測で、原子力保安院の人と原子力安全委員会の人から発表に圧力をかけられて、その圧力に負けてしまったこと、それを後悔されていることがわかります。
私は島崎氏はまっとうな学者さんだと思います。
こんな風に、地位のある方が、後悔を言葉に出して表明されることはなかなかできることではないと。
そして、上の記事で、その言葉が、新聞によって、どのように曲げて伝えられたか。。。
私は、新聞の、こういう曲げて伝えるやり方は、読んでいて恥ずかしいと思います。

更に、2011年3月の津波で、この地区では何百人もの方が津波にのまれて亡くなっていることが書いてあります。
津波予測の発表に圧力をかけた方たちは、原発事業への影響などを懸念してでしょう(原子力関係者ですから)。
ですが、結果としてその圧力が、その土地に住まうたくさんの方々の防災(津波への備え、危機意識)に全く影響を与えなかったとは言い切れません。

本当に恐ろしい世の中です。

この裁判が、今後どうなってゆくか、見守っていこうと思います。

電力業界は、反省している様には全く見えません。
九州の方達は、とうとう今月こんな状態で再稼働するのでしょうか?
こんな、未だ裁判も、事故の原因も究明されないで、関係者の中のほんの一部がやっと起訴になった原子力業界のままで、安心して命を預けて再稼働するのでしょうか?

そして、今住んでいる中国地方で、私は近所の方などと話すと、未だにまったく危機意識が無くて、自分の家の近くに原発が無いから安心だと思っている人が多くてぶっ飛びます。
200km、300kmと影響を受けてしまう、という意識がまったく無いのです。。。



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http://gosenshitosyukiritsu.blog.fc2.com/blog-entry-229.html
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