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自転車で急須を探しに行く
2014/02/12 23:12 | | C:0 | T: 0
数日前の話なのですが、自転車で家族と急須を探しに行く旅に出ました(って言ったら大げさですけど。。。)
引っ越す前、私は東京の家で、急須を壊してしまい、引っ越してから探そうね、と言って、そのままにしてあったのです。

その日は、当ても無く、ふらふらしながら、何か気に入ったのが見つかればいいなあー、という感じでした。

田んぼの中を自転車をこぎ、太い道路に出たのでしばらくぽつぽつとある飲食店などの看板をやり過ごしながら、進みました。
すると、田んぼの中の集落に、窯元らしき文字を発見。
そちらに向かって細い道に入り、しばらく迷って、個人で窯元をやっているようなお宅を発見しました。
敷地の中に、人のいない、ショールームのような小屋もあります。

近くの家の呼び鈴を押すと、若い女性が出てきたので、焼き物を見せてもらえませんか?と言うと、別棟の初老の男性を連れてきてくださいました。
その方は、今はもう、新しい作品は作っていないんですよ、と言いながら、作品のたくさん並んだ小屋に案内してくださいました。
そのなかに、とても気に入った、すごく丁寧に作られた急須があったので、これを譲ってください、と言ってみました。
その急須は、おちゃっぱを漉すところを、丁寧に100個以上の穴を開けて作るので、もう自分はこれと同じものは、目が悪くて作ることができないんです。だから、これは今、自分が気に入って使っているものなんです。だけど、あなた方がそんなに気に入ってくれたなら、これは差し上げます。お金はいらないよ。

と、言って下さったのです。

たぶん、その急須は、とてもとても普通にお店などにおいてあったら、私たちなどには手の出ないものであったのかもしれません。
だからそう言ってくださったのかも知れません。
それに、私たちが、東京から最近越してきたのです、と言ったら、よく東京からこんなところに引っ越してきたねえと言って、その方はびっくりしておられて。。。

あまりに、申し訳ないので、ちょうど、砂糖壺も無かったので、もうひとつ気に入った、小さな蓋付きの壺がそれにちょうどいい!と思い、では、こちらの壺を購入させてください、と言いました。

結局、急須はただで頂いちゃって、砂糖壺は、購入させていただいたのですが、帰り際に、これをあげるよ、と言われて、ものすごくすてきな湯飲みを二つ、頂いてしまいました。。。

急須、これ本当にすばらしい作品で、湯飲みのほうも、持つたびに、これただものじゃないと思うほどの作品で、これらはただでもらってしまうのは申し訳ない様な作品なんです。。。

その方に、東京で見たいろんな食器のお話などしたら、面白がってくださり、また来て下さいね、と言ってもらったし、そのうちまたお茶菓子もって遊びに行こうよと家族と話しています。

ということで、今毎日、このセットで九州産の日本茶を飲んでいるのですが、もう絶対割ったりしないぞと心に誓っており、おちゃっぱを捨てたりするときも、洗うときも、緊張している私です。。。
それもまあ、楽しい経験ってことで。




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