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震災後、放射性物質による汚染を受けた県で死産と乳児死亡率が上がったこと。。。論文「フクシマの影響  日本における死産と乳児死亡」
2014/09/07 00:02 | 原発 | C:1 | T: 0
こんにちは。

ちょこっと重い内容ですが、これはきっちりご紹介しておかなければと思っていて、先延ばしになってしまっていたことについてです。

福島原発事故があって、その年の12月からの、死産と乳児死亡率が上がったことについて論文が出て、しばらく前に、一部で話題になっていました。
論文の日本語訳はこちらでご覧になれます(pdf)

http://csrp.jp/wp-content/uploads/2014/04/strahlentelex022014_kiji_JP.pdf

また、こちらの「まっちゃんのブログ」さんでも取り上げられていました。
http://ameblo.jp/misininiminisi/entry-11869896009.html

記憶では、雑誌「科学」にも掲載されたようなのですが、まだ確認しておりません。

~内容~
日本全体では、自然死産率、乳児死亡率は年々減っている傾向でした。
それにもかかわらず、放射能に汚染されていると見られる福島県とその近郊の都道府県、合わせて11の都道府県とそれを除いた県で、「自然死産+出生後1年未満の乳児死亡」を比較すると、明らかな差が見られたのです。
11の都道府県は、千葉県、福島県、群馬県、茨城県、岩手県、宮城県、新潟県、埼玉県、栃木県、東京都、山形県です。

2011年3月11日近辺に津波、地震が起こり、9ヶ月の妊娠期間を経て、死亡率(自然死産+出生後1年未満の乳児死亡)が5.2%上昇しました。(2011年12月から13か月分のデータがグラフに記載されています)
これは、1987年に、チェルノブイリ原発事故の翌年にドイツ全体で周産期死亡率が4.8%上昇した状況に近いとのことです。

一方、上に書いた11の汚染都道府県以外の都道府県では、死亡率(自然死産+出生後1年未満の乳児死亡)は上昇していないのです。

更に、11の都道府県の中でも汚染のひどい、福島県、茨城県、、宮城県、岩手県の4つの県を、自然死産率だけで、それを除いた日本と比較してみると、自然死産率が12.9%上昇していました。(画像は上のPDFより。クリックで見やすくなり、更にクリックで大きくなるはずです。)
2014090605

中程度の汚染の、埼玉県、東京都では、自然死産率は約4%の上昇で、統計上有意ではなかったそうです。
2014090606

そして、それ以外の県では、上昇は見られませんでした。
2014090607

詳しくは、上に紹介したPDFにある論文を是非読んでいただきたいと思います。

もう一つ、資料を紹介します。
チェルノブイリ事故の時、ノルウェーでは、妊娠中、汚染のある地域で過ごしたお母さんから生まれたお子さんが、若者になってから、より汚染の少ない地域で妊娠中を過ごしたお母さんのお子さんに比べて、IQが低いという調査結果も出ています。
IQ低下の平均は小さいので、日常生活に支障があるレベルではなく、気づかないレベル、とのことですが、平均で、これだけの差が出るというのは、大変なことだと私は思いました。(英語論文のままですみません)
http://www.capmh.com/content/5/1/12

上にご紹介した資料は、二つとも、今の東北関東などに若い人が住んだら、確実に被害を受けてしまう、ということを示唆しているわけではありません。
ですが、もし動けるチャンスがあるのなら、選択肢として可能性があるのなら、私は、汚染のある地域に住む若い人たちには、今からでも西日本や北海道に移住してもらいたいと思っています。
なぜなら、もし、万が一にも実際に被害を受けてしまってから、何が原因かと証明しようと思ってもできないのです。
また、そんな被害は受けないに越したことは無いのです!

もともと一企業である東電の電機工場から、この様に東日本全体に、有害な放射性物質がばらまかれて、現在も止っていないような状況にならなければ、受けないでよかった被害なんです。
公害による被害なんですよ。
それがどうして、こんなに隠蔽されて、一人一人の人間よりも、単なる企業を守るために国が動いているのでしょう。
一企業による公害物質で迷惑を受けたたくさんの人たちは、それに見合う保証なんて、ほとんどの人は無いですよ!
迷惑にもいろいろあります。
大切な家や土地や畑なんかが汚染されて、野草、山菜取りも釣りも楽しめなくなって、屋外や海、川で遊ぶ楽しみも無くなって、、、でもその中でも、特に大きな迷惑は、もし、あるとしたならば、新しい命に関することです。
もし、この迷惑が、現実にあるとしたら、迷惑という言葉を超えているかもしれませんよね。
一人の人間が、生まれるはずだった人間が、この世に生まれることができなくなるわけですから。

どうか、若い方たちは、自分の考え、感性に従って下さい。
周りのおっさんたちの言う事より、これからの若い人たちの生活、新しい命のために、決断してください。

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http://gosenshitosyukiritsu.blog.fc2.com/blog-entry-160.html
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Comment
岩波『科学』2014年6月号 のようですね。
2014/09/21 21:45 URL | タラの芽天ぷら #- | 編集







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