東日本の、土壌汚染の激しい農地の農家さん、西日本に来ませんか。
2014/11/26 12:41 | 原発 | C:2 | T: 1
こんにちは。

私は新聞も取っていなければ、最近本も古本屋で一冊買っただけの人間です。
下にご紹介する、朝日新聞プロメテウスの罠という記事も、あるブログさんのご紹介で知ったのですが、「続きを読む」をしておりません。
ですが、その後紹介してくださったブログさんの記事(みんな楽しくHappyがいい、という、皆さんご存知のブログさん)を読んだだけでも、相当にいつも衝撃を受けておりますし、どの記事もみんな説得力があります。
私のお勧めのブログの一つです!

(プロメテウスの罠に関する資料を読んで思ったこと)
話をプロメテウスの罠にもどして、以下のURLから短く引用させていただきます。
http://astand.asahi.com/webshinsho/asahi/asahishimbun/product/2013111800001.html

(ここから部分的に引用)
福島市は2013年1月から学校給食に市産米を使い始めた。市に要請したのは、「子どもたちが福島米を食べれば安全性を全国にアピールできる」と期待した農協だった。~~~

「命をかけて売る」は、農家に対する農協の公約となった。~~~

だが、安全性への疑念が消え去る日は来るのか……~~~
(引用終わり)

引用させてもらった理由は、以前悪魔的と書いた、福島の給食に地元米を使うということが、いったいどんな理論で成立したのか、知っておく必要があると思ったからです。
地元米を使うことで保護者に波紋が広がったとありますが、その主な理由は、
「弁当持参児童のいじめが心配された。」
からではないと思いますよ。(引用元には真っ先にそれが書いてありますが。。。)
論点をそらしているように感じるのは私だけでしょうか。

命をかけて売る、ではなく、命を犠牲にして売る ですね。
なぜなら、現在福島原発からはすでにたくさんの核種が放出されており、その中のほんの一部しか検査もされていない状態で、更に、年が若い方が影響を強く受けてしまうことがわかっているのに(※1) 、宣伝のために子供に食べさせるというのですから。
命をかけて売る、ではなくて、子孫の命をかけて売る、ですね。
ご自分たちは、(ご高齢の方が多いと記事にはありますが)、ご子孫に影響が出るころには、ご自分の目で見て確かめることはできないわけですから。

そして、記事にもあるように、東電や政府が不誠実であること、ちゃんと保証してもらわなければ、生活もできない、移住もできない、代わりの農地も手に入れることもできない。苦しい思いをされたことはとてもよくわかります。

安全性への疑念が消える日は来るのか、と、引用元にはありますが、私たちが生きている間には来ません。
それは、たくさんある資料や文献を読めばわかるではありませんか。

たくさんある核種の内で、セシウムだけ減らそうとされても困るのです(※2)。
検査能力の関係で、最後まで疑念は消えません。

(移住する前の私の畑のこと)
私は長年働いて(楽しいこともあったけど)その資金を使って、小さな畑を手に入れて、家族の食べるものを栽培していました。
資金不足もあり、手に入れられた土地は、元は農家さんの持ち物だったけどそのあとコンクリートで固めて駐車場として使われていた土地で、コンクリートをはがすと、下はカチカチ。
鍬では耕せず、初めはバールと木槌で耕しました。
固い砂利だらけで、バールを当てると石にぶつかり火花が散りました。
開墾で腰を痛めたけど、たっぷり落ち葉や有機肥料をすきこみ、じゃりもふるいわけ、数年かけて、素敵な畑が出来上がりました!
一度も農薬を使わないで、すごくおいしい野菜を毎日収穫しました!

原発事故があった時、そのあとは、悲しくて、悔しくて、たくさん泣きました。
恐ろしくて動揺していたのもありますが、土壌に関する文献を読んだり、半減期や環境への拡散のことを調べたりしながら、困難な現実を認識して悔しく感じていたのだとおもいます。
表土を剥いで、肥料も事故前のものを使って、気をつけて作った夏野菜から、放射性物質が検出され、市民団体の方たちの近所の土壌調査なども参考にすると、もう私の畑は数十年間はどうにもならないことがわかりました。
どうにもならない、という意味は、20~30年くらいは少なくとも、心配なく野菜ができるようにはならない、という意味です。
あと、栽培するだけじゃなく、私は何より、植えなくても生えてくる野草が大好きでした。
放っておいても、敷地内にたくさんいろんなものが生えてくるのです。
天ぷらの材料には事欠かないのです。
小さな家なのに、一周すると、タラの芽、三つ葉、茗荷、ニラ、アシタバ、はこべ、山椒、たくさんのハーブ、天ぷらにしたり、友達にあげて喜ばれたり。そんなのも全滅でした。
畑の作物より、野草は汚染がひどいのです、ハーブ類も野菜より高い数値でした。大好きなローレルを測定したデータが近くの市民測定所さんのデータベースにありました。
近隣の山などの汚染のデータも深刻で、仮に自分の畑だけ土を入れ替えたとしても、降ってくればどうしようもないこともわかりました。さらに行政も、汚染をおしこめるどころか、どんどん拡散させるような不可解な対応をとり、それを推し進める法律ができ、近所での汚染も拡大していきました。
そういう、自然の恵みを楽しめなくなってしまったという意味で、少なくとも20~30年はどうにもならない、恐らく自分が生きているうちは。。。と判断しました。
私のハンドルネームをタラの芽天ぷらにした由来です。

(移住を決意したこと)
いろいろあって移住を決意し(主な理由は体調不良)、自分の畑や植えた木を始末しなければならなくなりました。
次に住んでくださる方が、短期間ですが見つかり、あとの人の迷惑にならないように、木の管理しなくてもいいように。
心を鬼にして、大切な花木を抜いて、長年大事にしてきた、ハーブの木を切り倒しました。
株立ちに、電線に届くほど大きくなっていたのを、根元からごっそり。
もう、これで来年生えてこないだろう。そう思いました。
小さな敷地に、よくもこんなに植えていたものです。。。
先日、久しぶりに、昔の畑を訪れたら、切り倒したハーブの木があったところから、小さい芽が出ていました。
理不尽なことですが、私は嬉しかった。
これをいつか差し芽しよう。
それで一生大事にしよう。
苦楽を共にしてきたハーブの木なんだもん。
原発事故の前は、私はその木から、何百枚もハーブを収穫して、友達にあげていました。
友達は、大喜びでした! 玄関に飾ってくれた時もありました。
私もいつも、料理の時使っていました! 味も良くて、良い効能もあるハーブだからです。
移住した後、地元産の農産物の店で、同じ種類のハーブを買って、料理に使いましたが、味が全然今まで自分で作っていたものより劣るのです。
あー、こんなんじゃなかった。。。さみしかったです。

でも思いました! 植物は強いんです! 私はいつか必ず、元の畑に出ていた新芽をとってきて、うまく挿し木して、増やします! また大きな木にします!
木は生きているから。
私も生きているから。
命さえあれば、なんとでもなるんです。


(東日本の土壌汚染の激しい農地の農家さん、西日本に来ませんか)

農作物を育てるという技を持った方たち、どうか、子孫の命をかけて売る ことに使っている労力を、新しい農地を手に入れて植物を育てるために、それがやり易くなるように行政や市民に働きかけるために使ってはくれないでしょうか。

狭い日本、東から西まで、多少の気候や土質の違いはありますが、私は初めて西日本に住んでみて、畑でいくつか植物を作ったり、いろんな地元野菜の店を見て回って思ったのですが、西日本の畑はすごく多様性があり、いろんなものを育ててくれる土です。
気候も、私の住んでいる中国地方だけ見ても、海の近くと内陸は、相当違います。
10数キロ、内陸に入るだけで、雪がどっかり多かったりします。
畑も田んぼも、結構使われていないところもあり、開墾できるところもかなりあります。
住んでいる方たちは、穏やかで親切な方が多いです。
野菜の育て方など、親切に教えてくださる方ばかりです。

年を取ると、慣れ親しんだ土地を離れるのは負担が大きい、というのは、よく聞くお話です。
でも、離れたら、まったく戻ってこれないわけではありません。
生活の拠点は西日本に移して、たまには様子を見に戻ってもいいと思います。
移住した方と、移住しない方が協力し合って、行き来すればいいと思います。
一番ばからしいのは、移住した方と、残る選択をした方が反目することだと思います。

どちらも、お互いの力を必要とする日が必ず来ると思います。

一番ひどいと思うのは、子供のために地元米などを使わないように活動している汚染を受けた福島やその近辺の保護者の方たちや、子供のために避難の決断をした人たちをののしる人たちです(家族も含めて)。

子供を守るために頑張っている方たちを、うちの孫やひ孫の健康のために、よくぞ頑張ってくれた!!! と、誉めてあげればいいではありませんか。

そんなお嫁さんがいたなら、末代まで誇れることですよ。

子孫を守ろうとするのは、哺乳類の本能ではありませんか。
子孫を守ろうとする本能を欠落すれば、その種は、死に絶えてしまいます。
今生き残っている哺乳類は、そうやって何千万年も前から親に守られて続いてきた命ですよ。
哺乳類は、子孫を守るために、協力し合える動物です。
人間も、哺乳類の端くれです。
まだまだ間に合います。
今日、生きている命があるのだから、間に合います。



※1 http://gosenshitosyukiritsu.blog.fc2.com/blog-entry-134.html
※2 http://gosenshitosyukiritsu.blog.fc2.com/blog-entry-148.html

ブログ内関連記事
農家の人はもっと怒ってほしい

スポンサーサイト
種まき遅れたけど冬野菜育てます << Home >> 松戸市の小学生の白血病の発症率が気になります
Comment
タラの芽さん 88888888888

・゜・(つД`)・゜・

感動した!
2014/11/26 21:21 URL | ハレルヤ #- | 編集
ハレルヤさん。。。ありがとう。。。

子供を守ろうとして給食に働きかけている人が、なんでそんなことしたと旦那にDVを受けたという記事を読んで、ぶちぎれています。

更に、相馬市は子供に地元の米を贈呈、、、とか。。。
2014/11/27 15:29 URL | タラの芽天ぷら #- | 編集







Trackback
ケノーベルからリンクのご案内(2014/11/27 08:42)
福島市エージェント:貴殿の記事ダイジェストをGoogle Earth(TM)とGoogle Map(TM)のエージェントに掲載いたしました。訪問をお待ちしています。
2014/11/27 08:42 | ケノーベル エージェント
原発事故からのがれ東日本から中国地方へ移住。東電、政府、国は事故の責任を取れ!


Designed by ぽんだ
Powered by FC2ブログ



Copyright © 五線紙と周期律表 All Rights Reserved.