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本当の差別とは何だろう~パブコメを書きながら思ったこと
2015/01/21 13:59 | 原発 | C:0 | T: 0
こんにちは。

ここの所、パブコメを書くために、自分にとっては苦手分野である法律関係の情報などを集め、目の奥がいたくなったり軽い頭痛になったりしていました。
以前、少しですが化学関係の仕事をしていたことがあることから、以前より環境、公害に関することを少し調べたりもしていました。
そして、約4年前に福島第一原発事故が起きました。

私はまず、危険なところから移住させるべきであるということと(特に年齢が若い人ほど)、汚染を広げないようにするという考えで、今まで細々とですができることをやってきました(ブログ記事にも過去に一部少し書かせていただきました)。
自分も家族を説得して移住しました。

たくさんの方たちが事故の収束に当たってくださり、中には非常に低い労働対価で危険な作業に当たられた方も多いと、そして今でもその状態であるとの情報を今でも見ることができます。

以前から疑問であった、なぜ、この様な危険な作業環境に、わざわざ管理がしにくく作業員の賃金も不利になる多重下請構造があるのかということ。
なぜ無くならないのかということ。

下の写真は去年か一昨年に、ある労働者支援団体の支援に参加したとき撮った写真です。(横にはこの地区から原発に仕事に行き亡くなった方のお写真と、お線香が置いてあり、私も手を合わせてきました。)
gosenshi20130811001

現在住んでいる中国地方でも、福島に出稼ぎに行く人はいます。
恐らく日本中から集められている傾向にあるのだと思います。
そして、作業員さんの数は以前より増えており、更に、今までは許可されていなかった除染、除染廃棄物の収集、運搬、管理の分野でも、今後は多重請負構造を導入する法律ができる、というのがわかりました。

恐らく、一部の詳しい方たちをのぞいて、ほとんどまったくと言っていいほど今回の法改正を問題視している人がいない様なので、このままでは法律改正もつつがなく通り、ひどい法律が更にひどくなるのを黙って見ることになるのでしょうか。。。
そのような気持ちでパブコメについては、私は出しましたが、実際私も他人に積極的に出してくれと薦めることもできず、過去の例から見ても効力が疑問であることも承知でしたが、やらないよりはいいだろうという気持ち、反対意見が無ければ、法律改正に賛成しているという根拠にされてしまうのでは、という危惧から出しました。

本当の希望は、除染より、子供の避難(できたらご家族で)をしてほしい、というのが本音です。

今でも、自分の素直な気持ちは、除染なんて二の次でいいから、とにかく汚染の激しいところからまず移住する方向に予算を使ってほしい、という気持ちです。

ですが悲しいことに、現在、避難の希望はないがしろにされ、除染ばかり行き届かない管理の下で進められようとしています。そして、状況は更に悪く。
あまりに立ち向かう問題も大きく、最近は一体どこから少ない力を使っていいものか、考え込むような日々でした。

ただ、放射性物質の拡散につながるこの様な法改正が行われることを、一人でも、二人でも知ってほしかったからブログ記事にしておりました。
調べたおかげで、以前からこのような問題に取り組んでいらっしゃった方の活動も知ることができました。
この事は自分にとっては大きな収穫でしたので、今後もできることを見つけてやっていきたいと思います。

原発の収束作業、中間貯蔵施設関係の作業は今後も数十年、数百年にわたって続くと思われるので、今の人だけの問題でなく、将来の人たちに係ってくる問題と思います。

作業員さんの労働環境が悪化する、という危惧と、除染廃棄物の管理がどこまでも不透明になってゆく、という危惧。
そして、今後も、誰もやりたがらない目を背けていたい仕事には、多重下請構造の末端に、社会的に弱みを持った立場にいる方々が集められてゆくのではないかと思います。
ずっとこの構造が続いてゆく、しかももっとひどくなってゆく。

本当の差別とは何だろう。
そう思います。

福島県や東日本の健康被害について考えるとき、論じること自体を無意味に差別問題にすり替えようとする人たちを見ていると、いつも思うことです。
差別ってそんな生易しい物でしょうか。
しかし、そういう人には私自身はは、現実世界では実際に逢ったことが無く、活字だけで見られるのですよね。
そこがおかしいところで、出所について疑問に思ってしまいます。

実際そんな生易しいものまで差別と呼んでいたら、今までの、そして今の日本、世界はもとより差別だらけです。
私など、もう人からバカにされることに慣れきってしまっており、そんなことくらいで?という気持ちにさえなります。
被曝の問題を差別問題にすり替えることにいそしんでいる人たちの、子孫が、将来社会的弱者の立場になり、被曝労働に従事する可能性も無いわけではないでしょうに。
福島の健康被害を心配する声を、差別にすり替える方は、もっと先に見ていただきたい、解決されなければいけない問題がありますよ。むやみに論点を混同しないように、今後も注意していきたいと思います。

私自身、被曝の健康被害等(あるかないか、どれくらい、どのようにあるか)に関する問題は差別問題とは完全に切り離して、考えてきて、それでよかったと思っています。
私自身は、日本人全員、被曝者としての自覚をもっと持ってほしいなあと思います。
結局、見えないものを見えないままにしておきたい、そういう心理をいたるところで感じます。

さて、私用により、数日間ブログをお休みいたします。

いつものように、とりとめのない文章となりましたが、読んでくださった方、ありがとうございます!

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