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広島、長崎、福島
2015/08/08 01:45 | 原発 | C:0 | T: 0
8月6日の産経WESTのニュースで下のものがありました。

被爆2世の健康不安尋ねる項目追加へ 厚労省調査
http://www.sankei.com/west/news/150806/wst1508060032-n1.html

下に画面のハードコピーを貼り付けさせてもらいます。(赤い下線は私)
20150806sankei1
20150806sankei2

このニュースは、被爆二世の健康不安、という、あいまいな言い方で書いていますけれど、実際には下のポイントが重要だと思います。

●国が被爆2世の健康を把握しようと少しでも動いた。
●被爆2世の健康面の実態は明らかになっておらず、これまでに被爆者健康手帳の交付など医療支援を求めてきたが、それも実現していない。
●関係者の方が、「個人的には被爆2世や被爆3世は、若くして白血病やがんを発症する人が多いように感じる。」と言っている。

私も、広島で学生時代を過ごした友人が、学生の時周りの子供の白血病が明らかに多かったよ、普通二人も周りで亡くならないよね、と言っていたので、それを想い出しました。

(追記8/8 それにしても、この調査はあくまで被爆者の方へのアンケートであり、被爆2世の方へのアンケートではないんですよね。 しかも、70年もたっており、かなりのご高齢の方への。 これで出た数字よりも、現実はもっとずっと悪いのではないか? とも思いました。
下に書いた被爆者調査でもそうですが、時間がたつほど、「被曝に強い人」をより集めて調査していることになってしまいますから。
やらないよりはいいくらいの位置づけに私としては思えます。)

そして以前もご紹介しましたが、両親ともに被爆者の被爆2世の方の白血病比率が多かったという共同通信さんの記事もあります。

http://www.47news.jp/47topics/e/229942.php
2012060300kyodotushin

さらに、福島の被ばくの安全性を判断する根拠となっているのは広島長崎の被爆者さんたちのデータであることは以前ご紹介しましたが、(その基準が揺らいでいるということも、以前ご紹介したけど)、再度引用させていただきます。
http://gosenshitosyukiritsu.blog.fc2.com/blog-entry-226.htmlを参照ください。

(以下、松崎道幸医師講演会書き起こしより引用)
原爆の調査というのは、大きな欠点が二つあり、全然浴びてない人に比べて浴びた人の癌の死に方を比べてない。
相当浴びた人と、それよりもうちょっと多く浴びた人の違いを、見ているだけ。
で、それは、外部被爆だけで、爆心地から1.5キロ離れたらもうゼロみたいな被ばくになるから、ということで、計算していたんですけれども、ところが、爆心地から2キロ、3キロ離れた人でも、内部被ばくでですね、頭の毛が抜けて、鼻血が出てっていう人、たくさんいたんですね。
ですから、外部被ばくの他に、内部被ばくもあったのに、それを勘定に入れないでやったから、ゼロでない人と比べちゃったんですね。

それから、調査が始まったのがですね、放射線に弱い人がたくさん死に絶えた後の5年目ぐらいから始まったんですね。
だから、1950年から、に、生きていた被ばく者を追跡したから、放射線に強い人だけを追跡したようになってきたんじゃないかという批判があるんですね。
(引用ここまで)


70年もたって、こうなのです。
被ばくした方の子孫に与える影響は、もっとしっかり調査されて、充分に補償されていいはずなのに、今でもはっきりさせない。
被ばく者の方達の経験談などを読めば、子孫に全く影響を与えていないと言い切るのは無理です。
同じ放射性物質による被ばくなのだから、それは福島に生かされなければならないのに、安倍首相は、「今までも、これからも、被曝による健康被害はない」と言い切りました。
専門家がわからないと言っているのにです。
福島の小児甲状腺がんの発生は、スクリーニング効果ではないという複数の意見があるのにもかかわらずです。
こんな、理論的に破たんしているのが首相なんです、それを許している自民党が与党なんです。恐ろしいです。
私は安倍首相より、その存在や言動を許している、自民党の他の議員たちの方が、恐ろしいと思います。
そのようなトップであることに反対をせず、国会でも追従しているのですから。
もし将来1人でも健康被害が明らかになったら、自民党議員は全員責任を取るつもりなんでしょうね。

~ ♢♢♢♢♢ ~ ♢♢♢♢♢ ~ ♢♢♢♢♢ ~ ♢♢♢♢♢ ~

以下は、最近の安保法案や教科書採択問題などについて、私が感じたことを、余談として書いたものです。

ちょうど今の時期は終戦記念日の前ですから、戦争や平和のことをどんどん語る時期だと思います。
(いつでも語ってほしいですけど。)

うちにはテレビは無いけど、たまに人のおうちや、郵便局などでテレビを見ると、内容の薄さにがっくりします。
どうしたら戦争が無くせるか、どうしたら戦いにならずに済むか、血を流さないで済むか、必死に議論しつくせばいいと思います。
くだらない番組なんかやめてしまって、討論番組でとことん議論しつくせばいい。
理論的じゃない政治家、主張に一貫性の無い政治家はやっていけなくなるくらいに。

政治家も、その他の職業の人達も、自分たちの言葉で語りつくせばいいと思います。
そうしたら、ミュージシャンは政治の話をするな、だの、○○はそういう話しをするな、だの言う意見もすっ飛びます。
すべての職業の人が、政治や平和に対する自分の意見を持つのが当然という当たり前の世の中になってほしいです。

日本人はもとから、先の大戦を防げなかったという前科があり、そういう性質を持った民なんだと思います。
理性を無くせば、同じ道を歩むと思います。
そして、議論というのがとても苦手。
理屈より情に流される。
何か言っただけで、文句を付けられていると思われて、機嫌が悪くなられたり。
自分の意見を言っただけで生意気だとか、そんなこと言う資格があるのかとか言われたり。
周りとうまくやろうと思えば、どんどんと自分を出さなくなっていきます。

学校でも、議論の仕方というのをほとんど学ばなかったような気がします。
単に教科書丸暗記、公式丸暗記が得意で、先生に逆らわなければうまくやれるのです。
疑問を持って突っかかったら、悪気が無くても面倒くさいやつだと思われます。

国は人間の作り上げたものなのだから、当然間違います。
間違った道に進もうとしたら、直してあげようとする力が働かなければ。
過去に間違った前科があるのです。
疑問を持ったらそれを口に出せなければ、間違っていても正す力が無くなってしまう。
例え間違っているのが国だとしても。
けれど、最近、その、当然必要な、直してあげようとする力を否定して、間違っていようがなんだろうが国に従うのが良いとするような風潮が教科書や報道などに見られるようで、とても怖いです。

私が学生の時は、歴史の先生は、「ここは、教科書が間違っていますよ、××でなくて、本当は○○です。」と、はっきり授業で言ってくれていました。
そういう風に、大手出版社の出した教科書を訂正してくれる先生はとても素敵でした。
そして、とても印象に残りました。
何十年経っても、あの時なんで先生はきっぱりとああ言ってくださったのだろう、背景には何があったのだろうと、考えたことを忘れません。
今の先生はそう言ってくださるのでしょうか。

今になると、いろいろと考えるきっかけを作ってくれた友達、先輩や先生ほど記憶に残って、有難いです。
どんどん年を取って、体力も視力も記憶力も衰えていくけど、工夫や考える意欲だけはなくさないようにしなくちゃ、そう思う毎日です。



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